桜もちの魅力を春風に乗せて！ 

春が来ると、なんだかウキウキしますよね。

そんな気分にぴったりのお菓子、それが桜もち！

ピンク色の愛らしい姿に、桜の葉のほのかな香り…一口食べれば、

まるで桜の木の下でお花見してるみたい。

 

 

 

 

 

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和菓子のキャラクターを描いているものの、

和菓子についての知識は割と浅いので今回も調べてみました。

というわけでさっそくいってみましょう。

桜もち、300年前のひらめきから生まれた!?

桜もちの物語は、江戸の隅田川から始まります。

時は享保2年（1717年）、東京・向島の長命寺で門番をしていた山本新六さんが、

桜の名所・隅田堤の落ち葉を眺めながら思いついたんだとか。

「この桜の葉、ただ掃くだけじゃもったいない！」と、

葉を塩漬けにして、甘い餡を包んだお菓子を作っちゃったんです。

それが花見客に大ウケ！

たちまち「長命寺の桜もち」として江戸っ子の心をつかみました。

一方、関西では、もち米を砕いた「道明寺粉」で作る桜もちが人気に。

こちらは明治頃に桜の葉で包むスタイルが定着したみたい。

江戸のキリッとした風情と、関西のほっこりした温かみ…どっちも春の味ですよね。

300年も愛されるなんて、桜もちってほんとすごい！

関東vs関西、桜もちの二大スターを食べ比べ！

先にも少し触れましたが、桜もちには大きく2つのタイプがあるんですね。

関東風：長命寺のつるっと桜もち

どんなの？

小麦粉で作った薄いクレープみたいな生地で、

こし餡をくるっと包む。つるんとした口当たりがクセになる！

見た目

半円形や筒っぽい形。

桜の葉が2～3枚、まるで春のプレゼントを包むリボンみたい。

味わい

餡の甘さと葉の塩気が絶妙！ 軽やかなので、ついもう一個食べちゃう。

関西風：道明寺のモチモチ桜もち

どんなの？

もち米の道明寺粉でもちもちの生地に、つぶ餡をぎゅっと詰める。食べ応えバッチリ！

見た目

コロンと丸くて、桜の葉が1～2枚。素朴な可愛さがたまらない。

味わい

モチモチ感と餡のしっかりした甘さが幸せ。

お茶と一緒にほっこりしたい時に最高。

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  関西生まれなので、関東風の長命寺の桜もちはまだ食べたことがないんですよね。

• 見た目だけではなく食感も全然違うみたいなので、いつか食べ比べてみたいです。
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 ちなみに桜の葉は大島桜が使われることが多く、ほのかな香りが春を運んできてくれるんです。

葉っぱ、食べる？ それとも外す？
桜もちの葉っぱ、オオシマザクラを塩漬けにしたもの。

ちなみに食べる人と外す人で真っ二つに分かれるみたいです！

塩漬けの葉は少ししょっぱくて、甘い餡とのコンビが最高なんだけど、香りだけ楽しみたい人もいるよね。

私は食べる派だけど、友達と「どっち？」って話すの、めっちゃ楽しい！

あなたはどう？

雛祭りのピンクは桜もちから？
3月3日の雛祭り、桜もちが定番スイーツなの、実は最近（と言っても明治以降）のこと。

• ピンク色が桃の花にぴったりだし、桜のイメージが春らしいから人気者に！
• 柏餅が端午の節句なら、桜もちは雛祭りの主役って感じかな。
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桜の葉、静岡が誇るスター！
桜もちの葉っぱ、実は7割が静岡県松崎町産って知ってた？

大島桜の葉は柔らかくて香りがいいから、桜もちにピッタリ。

ソメイヨシノの葉だと硬すぎるんだって。

次に桜もち食べるとき、静岡にちょっと感謝しちゃうかも！

江戸のスターは今も健在
あの長命寺の「山本や」、今も向島で桜もち売ってるんです！

• 創業300年超、11代目が伝統を守ってるって、なんか感動～。
• 春に隅田川でお花見しながら桜もち、絶対やってみたい！
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• 文学にも桜もちの足跡
  江戸の浮世絵や俳句にも桜もちがチラッと登場。

明治の俳人・正岡子規も長命寺近くに住んでて、きっと桜もちパクパク食べてたはず。

歴史の偉人と一緒に桜もち愛を語れるなんて、なんだかワクワク！

最後に、桜もちで春を満喫！

桜もちって、ただのお菓子じゃない。

江戸のひらめきから始まって、関東のつるっと、関西のモチモチ、それぞれが春の笑顔を運んでくれる。

雛祭りやお花見でパクッと食べれば、桜の香りに心がふわっと軽くなるよ。

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