ファイナルファンタジー7 リメイク をクリアした感想
ファイナルファンタジー7 リメイク をクリアした感想
ほとんどの人が早々にクリアしていろんな情報がネットに溢れているとは思うけど、
私も発売日から2日遅れてからプレイをして約3週間、大体50時間くらいでクリアした。
クリアをすると取り損ねたアイテムを取りに戻れたり、ゲームの難易度を変更してプレイが出来る(難易度を変えないと手に入らないアイテムがある)
ということで2週目をしている途中でTⅤが壊れてしまい強制中断となりました。
とはいえ何とかエンディングまで見ることが出来たので素人ながら独断と偏見で感想なんかを書いてみようかと思う。
まずクリアしてみて思ったのは、
”シンプルにおもしろかった”
アホみたいな感想だけど、このひとことに尽きるかなと思っている。
プレイをして面白かった点と苦手だった点を以下にそれぞれ3点でまとめてみた。
面白かった点
1. グラフィック
2.戦闘
3.ストーリー
苦手だった点
1.画面に酔う
2.バイクゲームはいらない
3.カエルが気持ち悪い
面白かった点
1.グラフィック
まず私は普段はあまりゲームをしない。
ファイナルファンタジー7リメイク(以降、FF7R )をプレイするためにFF7R パック( PS4 +FF7R )を買ったぐらいだ。
PS4 とFF7R を買うとなると40,000円くらいするので高いと悩んでいたら、ギリギリになってこの FF7R パック発売が発表された。
数量限定で発売されたFF7R はなんとPS4 本体価格にFF7R がセットになっているという超お買い得品。
これは迷わず購入した。
個人的にはこういう経緯があって、この綺麗なグラフィックでプレイ出来るだけで既に面白くて仕方がないのだ。
23年前の2D から3D のポリゴンに進化したファイナルファンタジー7(以降、原作)もかなりの衝撃だった。
ちなみにこの時も原作を買うためにPSを買ったものだ。
しかし本作の FF7R は当時の比にならないくらいグラフィックが奇麗になっていた。
クラウドはよりイケメンになりバレットはかなりイカつくなった。
ティファもエアリスもさらに可愛くなっている。
あのころはティファとエアリスのどちらがいいかと話していたけど(私はティファ派だった)
今はどちらか一人に選べなくなってしまうくらい可愛くなっていた。
召喚魔法もかなり迫力があって思わず見とれてしまった。
一番最初に手に入るイフリートがめちゃめちゃ強そうに見える。
他にもスラム街やウォールマーケット、神羅ビルなどとにかく細かく表現されている。
遠くを見れば魔晄炉が霞んで見えたり、プレートの上を歩くときは下を除けばスラム街が見えたりといい意味でいちいち圧倒させられた。
移動するだけでも十分楽しめるのでクリアした後は、もう一度景色を眺めたり町の中を散策するのも面白い。
この凄いグラフィックのおかげで子供の頃の自分と比べて大人になった自分が、
当時と変わらない熱量でプレイが出来たことが純粋に嬉しかった。
2.戦闘
今回の戦闘システムは従来のコマンドバトルにアクションの要素が追加されている。
ATBゲージをためてアビリティや魔法、アイテムを選択するところは原作と同じだけど、
その間にスティックを操作して移動しながら攻撃したりガードしたりも出来る。
これが慣れないと難しくて序盤のザコ敵に何度も苦戦した。
慣れてくると自分で操作した攻撃でヒットした時やボスを倒した時の爽快があって楽しくなる。
武器を持ち替えると見た目が変わるのもよかった。
このシステムが苦手な人には従来のコマンドバトル制の”クラシックモード”というものがあるのでそちらもおすすめ。
最近のFFシリーズの定番とは思うけど移動→戦闘にシームレスに切り替わるのも緊張感が途切れないでバトルに入れる。
移動中のリアルな画面のまま戦闘シーンをプレイ出来るので迫力が凄い!!
3人パーティーのリーダー制なので一人しか操作は出来ないけど、戦闘中に他のキャラクターに変更して操作も出来たりコマンドも選べるので、
忙しいけど戦略性があって楽しい。
シミュレーション系の頭を使うゲームは苦手だけどアクションは好きって人にも楽しみやすいかもしれない。
3.ストーリー
FF7R のストーリーは”ミッドガル脱出”までとなっている。
まさかの文作に誰もが驚いたんじゃないだろうか。
今回のストーリーは全体の5分の1くらいらしいので、開発ペースが今まで通りだと20年くらいはかかるという計算になる。
自分が死ぬまでに最後までプレイ出来るのか心配になってしまうところ。
だから文作反対派の人の気持ちは分からなくもないが、ちょっと待ってほしい!
文作を否定してプレイをしないなんてもったいない!
特に原作ファンならプレイしたほうがいい!
絶対にいろんな発見があって楽しめるから!
これだけこだわったのなら開発に時間がかかったり文作になってもプレイした人なら納得出来る。
では5分の1なので内容が薄いかというと、決してそのようなことはなく、
各キャラクターのストーリーがより深く掘り下げられている。
ただギャルゲーみたいな要素がちらほらあるのは気になってしまった。
またアバランチメンバーのビッグスとウェッジ、ジェシー達の活躍も増えて、より感情移入がしやすくなった。
セフィロスの出番も割りと多くて、ストーリー全体のスケールを盛り上げてくれている。
FF7R には新キャラクターも登場しているので基本のストーリーは変わらないが、多少追加されたり新しく変更されている。
またクラウドの職業を活かしたクエストというイベントもあるのでこちらはミニゲーム感覚で楽しめる。
ミニゲームにしてはボス敵が妙に強い時もあるけど・・・
苦手だった点
1.画面に酔う
最初は楽しくてプレイしていたんだけど、途中からだんだんプレイ後に気持ち悪さを感じた。
リアルなグラフィックが仇となったみたいで、どうやら移動画面に酔っていたらしい。
三半規管が弱ってきたのだろうか。
でも気持ちが悪いのを我慢してクリアまで維持になって頑張った。
壊れかけのTVも最後まで頑張ってくれた。
2.バイクゲームはいらない
バイクゲームというものが何度かあるのだが、このゲームとは相性が悪いらしい。
一番ゲームオーバーになったのがこのバイクゲームだった。
ボスとの戦闘で負けるのならまだ諦めもつくけれど、バイクゲームに負けて
先に進めないのはなぜか納得がいかず、かなりイライラした。
ここはもう少し難易度を下げるか本編に直接関係ない展開にしてほしかった。
3.カエルが気持ち悪い
ファイナルファンタジーには必ずと言っていいほど出てくるモンスターに
「サハギン」というものがいる。
見た目がほぼ河童のこのモンスターは「ガマの呪い」を使ってパーティーをカエルにしてくる。
そのカエルのグラフィックもリアルになるので妙に生々しくて気持ちが悪いのだ。
なぜそう感じるかというと、ただ私はカエルが苦手だからです。
これだけは本当に参った。
まとめ
他の誰かも言っていたけどこのゲームはFF7だけどFF7ではない。
リメイクだけど新しいゲームとしても楽しめる内容になっている。
原作ファンはもちろん新規ファンでも十分に楽しめるので、ここは流行りに乗ってぜひプレイをしてほしい。
そして、友達がTVを譲ってくれたので二週目のプレイを開始しよう、と。